コンサルティングの基本方針
顧客プロセスを重視したマネジメントシステム構築を目指します。
株式会社シスウエイでは、ISO 9001:2015を基に制定された自動車業界のセクター規格、IATF16949構築のコンサルティングをご提供しております。自動車メーカーの最重要課題は、設計・開発、製造、デリバリー等を一貫して管理し自動車の安全性、信頼性を確保することです。サプライチェーンの一翼を担う為には、貴社が組織として、自動車メーカー及び顧客が求める製品・部品を安定的かつ効率的に供給及び改善する能力を有していることが、客観的かつ確実に担保されていなくてはなりません。
IATF16949はこれらを具体的に実現するための規格です。海外へのグローバル経営展開、取引先等監査の低減、品質等の改善能力が向上しやすい体制が確立されるなどのメリットがあります。今後更に海外間での製品・部品調達企業も増えることが予想されますので、IATF16949 の認証は貴社の強力な武器となるでしょう。
①ISO 9001導入済みの場合
②マネジメントシステム新規導入の場合
詳しいコンサルティング内容・スケジュールについては、弊社営業担当にお問い合わせください。(新規導入の場合のコンサルティング標準内容は下記をご参照ください。)
・IATF 16949は、事業所内で製造される全ての自動車向けのプロセスに適用されます。
コンサルティング開始までの流れ
- STEP1弊社営業担当との打ち合わせ・ご予算(見積書提示)、範囲の確定、スケジュール、推進体制などを緻密に打ち合わせます。(審査機関の選定、対応などもお手伝いします。)
- STEP2コンサルタントとの面談・自動車業界に精通し、コンサルティングの経験豊富な弊社担当コンサルタントと実際にご面談いただきます。
・具体的な進め方や方向性などを打ち合わせ、コンサルタントが貴社向けのコンサルティング計画をご提示させていただきます。
- STEP3ご契約・コンサルタントや契約内容等、総合的にご判断いただき、ご納得いただいたあと、ご契約の流れとなります。
- STEP4コンサルティングスタート・基本的な契約は18ヵ月~24ヵ月、ご提示したスケジュールの頻度でコンサルタントが貴社に伺います。
(貴社の準備やシステムの範囲・進捗状況により、多少の変動がありますが、都度修正いたします。)
コンサルティングご契約後の流れ【新規導入の場合】
詳しくは、弊社営業担当にお問い合わせください。
- ご契約完了後コンサルティング開始
- 導入段階①構築基礎研修・IATF 16949規格要求事項解説研修(ISO 9001:2015規格解説を含む場合があります。)
・IATF認証ルール、プロセスアプローチ監査手法解説
- 構築段階①構築支援・現状把握
・コアツール実践のための研修
①APQP(コントールプラン)
②FMEA(故障モード影響解析)
③PPAP(生産部品承認プロセス)
④MSA(測定システム分析)
⑤SPC(統計的工程管理)
・品質マニュアル作成支援
・規定額、手順書、指示書、帳票類、記録フォーマット関係作成支援
・プロセスアプローチIATF内部監査員養成研修
- 運用段階①運用支援・運用状況の確認
・プロセスアプローチ、IATF内部監査実施
- 運用段階②審査フェーズ是正処置支援・予備審査、S1審査、S2審査に対する対応支援
- 審査登録審査フェーズ是正処置支援・実施指導事項対応及び是正指導
コンサルティングの標準内容
1. 構築基礎研修(IATF認証ルール、プロセスアプローチ監査手法解説)
ねらい | 顧客要求事項を踏まえ、システム構築に必要な知識を習得します。 |
特徴 | IATF規格要求事項、プロセスアプローチ(支援プロセス、顧客プロセス、管理プロセス)の方法をわかりやすく解説いたします。 |
2-1. IATF 16949構築支援(現状把握)
ねらい | 現場の状況、業務工程、資源、情報の流れを確認し、プロセスを決定します。 また、そのプロセスの監視測定項目、基準などを設定いたします。 |
特徴 | タートル分析の実施、現場の工程、管理状況などのヒアリング |
2-2. IATF 16949構築支援(規定額・手順書・指示書・帳票類・記録フォーマット関係作成支援)
ねらい | パフォーマンス、効率を重視し、適切な製造工程管理、安全、供給者管理、試験の実施を確実にする書類を整えます。 |
特徴 | 組織・部門毎に運用可能な適正レベルの管理方法を見極め、ひな形をベースに管理レベルの妥当性を担保しつつ、顧客の要求に応える仕組みの構築を支援します。 |
2-3. IATF 16949構築支援(プロセスアプローチIATF内部監査員養成研修)
ねらい | プロセスアプローチ監査手法を習得し、要求事項の実施、パフォーマンスの実施状況を評価薄る人材を養成します。(マネジメントシステム監査員) |
特徴 | IATF 16949 基礎研修~構築支援で構築したシステムにより内部監査を行う要因を要請(テキスト代込み) |
3-1. IATF 16949運用支援(運用状況の確認)
ねらい | システムの操業実績(審査を受けるまでに12ヵ月の運用が必要です。)、パフォーマンスデータを元に目的が達成される管理が行われているかを確認し、改善に繋げます。 |
特徴 | 記録を元に現場確認m担当者・事務局からヒアリングを行い、リスク、課題、問題となるポイントを見出し、改善に繋げる管理方法の見直しなどを支援します。 |
3-2. IATF 16949運用支援(プロセスアプローチ、IATF内部監査実施)
ねらい | 内部監査を通じて、パフォーマンス・改善・有効性を評価し、マネジメントレビューに繋げます。 |
特徴 | 内部監査計画 → チェックリスト(案) → 内部監査実施 → 指摘レベル調整 → MR等、一連のプロセスを組織の方々と共に行います。 |
4-1. 審査フェーズ是正処理支援(予備審査、S1審査、S2審査に対する対応支援)
ねらい | 各審査がスムーズに進むように事前準備~是正処置を速やかに行います。 |
特徴 | 各審査機関からの報告書・是正処置要求に対して、組織としての現場対応性・手法・資源などの要素を検討のうえ、コンサルタントの実績と経験を基に「実行可能なレベル」・「妥当性」の2つ観点から、最適な対処方法をご提案させていただきます。 |